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2007 11,02 18:29 |
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金曜日に有休を取り、2泊3日でオークランドの北、ノースランドのホキアンガへ遊びに行く事に。
ホキアンガでワイポウアというカウリの森のツアー会社で働くKOROさんと昔から知り合いで、NZに来たのなら早く遊びに来なさいと言われ続け早3ヶ月。KOROさんがしびれを切らして、11月2日から2泊で遊びに来なさいと嬉しい指示が来てしまいました。 今まで仕事がなかなか落ち着いていなく、それを言い訳に有休を取れる自信がなかったのですが(取ると翌日すごい事になっているのが目に見えていたので)、最近落ち着いてきたし周りのみんなも休んでるから一日ぐらい、大丈夫だろうと遊びに行きました。 このホキアンガ、日本では全然まだ有名ではないですが、NZの歴史を語る上では欠かせないところです。約1000年前、クペというマオリ(NZの先住民族)の人がニュージーランドという土地に人類として初めておりたった地。約1000年前だと日本では鎌倉幕府ができるかできないかという時なのですが、クペはハワイキという今でいうポリネシア地域からカヌーに乗ってやってきたといわれています。 言うなればホキアンガはNZ発祥の地ですね。伝説みたいな話ですが本当の話です。 さて、ホキアンガに到着すると、KOROさんが働いてるホテルのオーナー、シェーンさんがお出迎えしてくれました。 着くやいなや、「今からボート出すから、荷物部屋に置いてすぐに来なさい」とのこと。 なんだかよくわからないけど、ボートに乗って少し沖合へ。 このシェーンさんとは今年の春にお会いする事があり、日本に出張に来られた際にずっとご一緒させて頂きました。久しぶりだねぇみたいな話をボートの上でしながら、どうやら沖に浮かんだいけすに向かっている事が判明。 筏の上に乗り移り、「これなんのいけす??」と聞いてみると、どうやら中には伊勢エビが入っているらしい。しかも700匹も!! 近くの海で稚魚?を取ってきて、このいけすで育てているそうです。大きくなれば、それをホテルのレストランで出しているとの事。 海から取れたての伊勢エビをレストランで出すなんて、すごいじゃないですか。そんなの聞いた事無いですよ。 写真ではちゃんと写らなかったのですが、いけすの中には伊勢エビがうじゃうじゃ~~っています。 伊勢エビ採りが落ち着くと、今度はいけすのヘリに手を伸ばしてマッスル刈り。 これがねぇ、山ほどいるんですよ。 本当に手を伸ばすだけで山ほど捕れます。 たまに蠣も捕れます。 いやぁ、すごい経験ですよ。本当に自然に恵まれた環境の中で育った海産物をこうやって手で取れるなんて。しかも先週はホタテ、今週はマッスルに伊勢エビですよ。(こりゃ来週末は鶏か子羊でも絞めておかないと、話題が持たないかな) こんな事が待ってるなんて全然予想してなかったので、服がびちゃびちゃになり、一度部屋にかっえってからレストランに行きました。 レストランに入るなりウェイトレスのお姉さんに「さっき伊勢エビ採りに行っていたわね。みんな見てたわよ」なんて声をかけられ、他のお客さんからも「君が取ってきたから一番大きなエビは君のものだ」なんて変な褒められ方をし、嬉しいやら恥ずかしいやらなんだかわからないまま座っていると、ど~~~~んとマッスルがテーブルの上に。 「メニューには無いんだけどせっかく取ってきたんだから、茹でたわよ。多分多いと思うから遠慮なく残してね。」と、先程のウェイトレスの方が。 実は私あんまりマッスル好きではなかったんですよ。というのも幼少の頃神戸で育ったのですが、そのころは朝は山で、昼から海で遊ぶという生活でした。非常に良い環境だったんですが、この海が何といいますか工業地帯の真ん中の海で、川の河口なんかはヘドロたっぷりなんですね。で、その河口にマッスルといいますか、あのころはカラス貝といっていたのですが、まあマッスルに似たのがびっちり岩場にへばりついていたんですよ。ヘドロにまみれて。それがあってか、どうしても食指が動かなかったんですよね。 でもせっかくなので口に入れてみると・・・・・・ 美味いじゃん。本当に美味いじゃん。ただ茹でただけなのに、最高に美味いじゃん。 これまでも何回か(いやいや)マッスルを食べた事ありますが、そんなのとは比べものになりません。 何といいますか、海の香り、潮の味、そしてホテルスタッフの皆様の愛情。そんなのが入り交じって、今まで食べた貝類の中では一番と言っていいほどの味でした。 その後に今日のメイン、伊勢エビが。 取れたてですよ。今さっき私がすくってきたものです。 あぁぁぁ、なんという幸せ。 本当はこれに白ワインがあれば最高なんですが、この後夜のツアーに参加するので今日は断念。 (飲むとトイレが近くなるので我慢我慢) 何といいますかねぇ、文字通りぷりぷりなんですよ。 ぷりぷりのむちむちの肉厚。 いやあ、よかですたい。本当によかよか。 こんな生活、毎日でもよかよか。 伊勢エビも美味しかったのですが、それよりマッスルの感激がすごかったです。 さて、ここからが今日のメインイベント、ワイポウア/カウリの森 ナイトツアーです。 実は2年半ほど前にTRENZというニュージーランドで最大の旅行業界ショーで、KOROさんと出会いました。そのころKOROさんはビジネスを立ち上げたばかりでした。 また私も今の仕事を始めたばかりでTRENZにいっても右も左もわからない状態だったのですが、このKOROさんのFootprints Waipouaというのが何故かとても気になり、その夏(NZの冬)に遊びに行かせて頂きました。 カウリというのは樹齢数千年にもなるニュージーランドにしかない巨木です。 天然記念物級の樹木なのですが、ワイポウアという地区で手厚く保護されており、そのワイポウアで夜中にカウリの巨木を見に行く非常に興味深いツアーを彼らは始めました。 駐車場から5分とない距離にあるカウリを見に行くのに、この草はマオリではこういうときに使うんだとか、この葉っぱはトイレットペーパーになるんだとか、KIWIの鳴き声はこんなのだとか、カウリの森にしかいないカタツムリだとか、色~~~~んなことを教わりながら1時間もかけて巨木を見に行きました。 そのときの月明かりをバックに、暗闇に浮かび上がるカウリの巨木が何と神秘的な事だったか・・ その巨木を見ながら、KOROさんとJOさんが地をはうような低い声でマオリの歌を歌ってくださったのです。 これは映画やミュージカルでは味わえない感動でした。 長くなりましたが、この感動をもう一度味わいたく、やってきました。 今回のガイドはターフィリさんです。 ターフィリさんは1年ほど前に社内の会議にゲストできてくださり、非常に魅力的な歌声を披露してくださいました。 もうお会いしたのは1年以上前なのに、私の名前を覚えてくださっていて、これまた感激。 前回はこのツアーは私だけだったのですが、今回はイスラエル、ドイツ、日本からといろんな国からいろんな人が参加。 ビジネスも順調そうで、これまた感激。 上の写真はちょうど日が落ちる前のものなのですが、ここから日が落ちたため残念ながら写真はありません。 今回のツアーも、前回以上に感動的なものでした。 これは何回伝えても、伝え切れません。 是非皆さんの目で見て、体験してください。 感動する事間違いありません。 なんだか長くなってしまいましたが、今日の体験の半分ぐらいしか書き切れませんでした。 (他にもハニーセンターに行ったり、カウリ博物館に行ったり、変な街にいたりしたのですが・・・) とりあえずホキアンガ1日目はこれにて終了。 全てにおいて感動的な一日。 NZに来て、本当に良かったと改めて思い、NZの奥の深さを再認識する一日でした。 近日中に2日目、3日目をUPしますね。 PR |
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コメント |
ホキアンガ、いいところですね。
まず、カイモアナから楽しみましたね。「対岸」もいいですよ。 私も、また行きたいところです。 続きを書いてください。 【2007/11/0522:25】||MAさん#9a72180a7b[ 編集する? ]
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