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2007 11,04 18:31 |
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今日はホキアンガ2日目。
最近(といっても2年ほど前だそうですが)、KOROさんの会社がホキアンガ湾のクルーズも始めたという事なので、朝はそのクルーズに乗せてもらう事に。 ホテルからくるまで2分ほどはしったオモポニという小さな街から船に乗り込みました。 船に乗り込むと、昨日会えなかったJoさんが船に。 (左の方です) 普段はワイポウアのガイドで船に乗る事はないのだそうですが、今日は知人の葬式とかで、みんなで仕事をやりくりしているので初めて船に乗るとの事。 ガイドだけでなく運転までこなしていました。 ホキアンガ湾をクルーズしながら、このあたりの歴史の事など話してくださるのですが、正直なところ普通のクルーズなんだろうなぁとたかをくくっていました。ところがいざ話を聞いてみると、マオリの歴史の事はもちろん、NZの歴史にとっても非常に重要なエリアという事がわかり、深い感銘を受ける事に。 マオリの祖先クペが住んでいた地域の案内や、彼が後に連れてきた人たちの話、カウリの木をアメリカやイギリスに輸出していた時代の話など、今まで知らない事ばかりでした。 この地域のマオリの長老の家にも案内してもらい、その長老からもマオリの歴史や白人の入植の話など聞かせて頂きました。 この家、1800年代に建てられたそうです。100年以上前の家です。 この方がマオリのこの地域の長老クィーニーさん。(だったと思います) 80歳を超えているそうです。 いろんな歌も歌ってくださり、和やかな一時でした。 古い歴史の家なので、家の中はアンティークがごろごろしているのですが、一番印象深かったのはこのオルゴール。 な、何と1918年製だそうです。きちんと音も鳴り、しかも10曲入っています。すごいですねぇ。 NZは歴史の浅い国なのですが、イギリスからの移民が多いせいか、こういったアンティークが山ほどあります。多分身の回りに流通している数は日本より多いと思います。 アンティークの部類にはいるかどうかわかりませんが、車なんかもそうなんですよね。 昔の車が非常に良い状態でごろごろしています。 私は日本に住んでいるときに、FIAT500というルパン三世がカリオストロの城で乗っていた車がどうしてもほしかったのですが、500ccの車にもかかわらず150万~200万円というとてつもない金額が相場であったため、いつも指をくわえて見ているだけでした。 ところが2001年にNZに来たときに驚いたのは、FIAT500がごろごろ走っているんですねぇ。 しかも家族がふつーに日常生活に使ってます。 新聞なんかで値段を見てみると1500ドル!!(当時のレートで7万円ほど) もちろん購入しましたよ。今まで指をくわえてみていたものが、7万円ですからね。 もちろん値段相応のものだったのですが、クライストチャーチでエンジン、内装、塗装全てやり直しました。 そのまま東京に持って帰ってきたのですが、全てのコストを考えても日本で買うより全然安かったですね。 で、調子に乗って、東京に住んでいるにもかかわらず、毎年神戸で開催されるポンテペルレというクラッシックカーレースに参加しちゃいました。 これは面白かったですねぇ。私の車は7万円ほどですが、他の車はみんなウン百万。へたすりゃウン千万の車ばかりでしたから。2泊3日のレースでしたが、いろんな人と知り合いになれて、非常に貴重な2度とできない体験でした。またいつかNZからヘンな車を持参して参戦したいと思います。 ちょっと話がそれすぎましたね。まあ、何が言いたいかというとNZにはアンティーク類がごろごろしてるって事が言いたかったのです。はい。 話戻しましてクルーズに戻りますが、この日は本当に天気が良かったんですよ。そして波も落ち着いています。 これ海ですよ。こんなにきれいな状態だと、カヤックがしたくなります。 そう思っていると船の横を通り過ぎるものが・・・ これはカナディアン・カヌーというのでしょうか。本当に気持ちよさそうです。次は絶対にカヤック持ってこよーっと。 午前のクルーズはこれにて終了し、昼からはさらに北を目指してドライブする事に。 昼からのドライブの目的は、 1) カウリの家具を見に行く 2) 90マイルビーチ(海岸)で車を走らせる この2点です。 地図を見ながら車を走らせると、何ともかわいいフェリーが。 淡路島に住んでいたときによくたこフェリーを使っていましたが、本当にかわいいフェリーです。 湾になっているため陸づたいで行くと1時間以上かかるところが、このフェリーのおかげで15分ほどで対岸まで着く事ができます。 といいますか、人口が少ないこの地域でよくフェリーが通っているなと逆に感心したりもしますが・・・ 因みにこのフェリー、今年の1月に盗まれたそうです。 早朝に盗まれた事に気づき、その日の昼過ぎには近くの川で見つかったそうなのですが、盗む方もしかり、それより何故盗まれるのかというところが??です。 多分鍵がつけっぱなしだったんでしょうね。私の勝手な想像です。 まあ愉快犯的なところがあるのでしょうが、どうやってその川から犯人が逃げたのかも不思議なところです。 さて、フェリーを降りてそこからさらに車で1時間ちょっと行くと、第一の目的地、カウリ・キングダムが。 ここはバスツアーのトイレ休憩所になっているのですが、カウリの木でできた家具がごろごろ販売しているので、前に来たときからもう一度来たかったところでした。 さてさて、お目当ての今は貴重なカウリの家具はといいますと・・・ きれいです。びゅーてふぉー。是非是非購入したいですね。 木目も完璧、こつこつたたくと、良い感じで音を反してくれます。 さてさてお値段はといいますと・・・ 見えないですよねぇ。 私も目がかすんでよく見えないのですが・・・ ええっと、よく見ると・・・・・・ 18,560NZドル!! これだけ大きい金額だと為替レートに大きく左右されますが、150万円以上します!! はぁぁぁぁ これは大きな夢だなぁ。。 多分夢で終わるだろうなぁ。。 カウチやコーヒーテーブルなど、もう芸術の域のものがたくさんあるのですが、どれも手が届きません。 何をどう計算しても我が家の家計ではやりくりできません。 仕方ないかぁ。 泣く泣くあきらめ、次の目的地90マイルビーチへ。 このビーチ、珍しく車の進入が許可されているビーチなんです。 といっても、全て自己責任のもとでという大前提が付くのですが。 前から自分の車で海岸線を走ってみたかったんですよね。 写真を撮るのを忘れてしまいましたが、100kmの制限速度表示まできちんと備わっています。 まずはおそるおそる入り口まで行き、様子見をすることに。 どうやら引き潮っぽいですが、誰も車を乗り入れてません。というのも、海岸線は砂浜がかなり固く、車が走るのには問題ないのですが、この車が止まっているところから海岸線にはいるまでの砂浜がかなり柔らかく、そこでスタックしてしまいそうなのです。 どうしよたものかと迷っていましたが、4WDのレガシーの力を信じて突っ込んでみる事に。 キュルキュルー、ガガガー。変な音が車の下から鳴っていますが、無事に海岸線に出る事ができました。 本当はもっと波に近いところに車をおいて写真を撮りたかったのですが、年に何回か車を波にさらわれて海に持って行かれるケースがあるという話を思い出し、ちょっと離れたところで写真撮影。 この前後には波に近いところも走りましたよ。気持ちよかったです。 いやあ、今日も満足した一日でした。(かなり長いドライブでしたが・・・) しかしカウリの家具は高いなぁ。仕事頑張って何とか購入したいところですが、こればかりは何十年かかるかわかりません。 PR |
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